想いの詰まった「喪中ハガキ」

2025/07/17

父ちゃんの展覧会で「あなただけのイラストレーション」という展示があります。

父ちゃんがライフワークでやってる仕事です。

  

 

展覧会の展示はこんな感じです。

 

そこに、私の両親のイラストがあります。

 

これは両親の新婚旅行の時の写真をイラストにしてもらったものです。

 

そして、私が赤ちゃんの時の写真もイラストにしてらいました。

 

そして、20年前、父が亡くなった時、このイラストを『喪中ハガキ』として使いました。

私は以前から、年末の「喪中ハガキ」の冷たさに抵抗がありました。

1人の人間が亡くなったというお知らせのご挨拶なのに、

事務的でなく、もう少しその人となりとか、自分の思いとかをご挨拶を出したかったのです。

で、このイラストを使って、その年の「喪中ハガキ」として出しました。

兄は、同じイラストを使い、兄は兄の思いを書いて出しました。

 

母には、イラストと写真の2パターンを提案しました。

母が選んだのは、写真でしたが、それはそれでいいと思っています。

 

この「喪中ハガキ」を出した年は、いろんな方面からたくさんの連絡をいただきました。

「『喪中ハガキ』に対して良かったというのは不謹慎かもしれないけど、とてもいいお葉書でした。」

と何人もの方に言っていただきました。

 

歳をとった方が亡くなるのは、「大きな図書館が無くなるのに等しい」と何かで読んだことがあります。それだけ大きな知識が無くなるということですよね。

不幸があって、辛いけど、その最後のご挨拶、簡単に済ませたく無いのは私だけでしょうか。。。

 

 

 

父ちゃんの展覧会は、まだまだやってますので、ぜひお越しくださいね〜。

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