父の命日

2020/3/11

 

 

東日本大震災から9年目の今日は

17年前に亡くなった父の命日でもあります。

父が亡くなったのは、ついこのあいだのような感じがするのに

もう、17年も経ったんだと思うと、信じられません。

でも、当時は、まだ東京に住んでいて、思うように介護に帰れず

危なくなった時も、インフルエンザが治らず、なかなか帰れませんでした。

やっと治って、帰ったら、その三日後に息を引き取りました。

長い間、離れて暮らしていたので、顔をあわせるのは

年に1,2回だったのに、生きてるのと死んでるのとは、

こんなに違うのかと心底思ったものでした。

「もう二度と逢えない」を、実感した瞬間でした。

 

ついこのあいだのような気がしますが

当時、小学生だった甥っ子に、もうすぐ子供が生まれるんですから

年月が立ったのですね。

  

「お前の所に子供がいたら見てみたかった」と言っていた父。

この子が、うちが育てた「娘」ですよ。

父の書いた「書」の前にて。

「soraっていうのよ。とてもいい子なのよ。お父ちゃん」

ほら、もう家族の中心に座ってるでしょ。

 

 

東日本大震災で、亡くなった方達のご家族の想いは

いかばかりかと思います。

長い長い時間と、思い出を語るしか、ないのでしょね・・・・・。

 

 

 

 

 

 

 

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