パラリンピックの閉会式

2021/09/05

 

 

今回のパラリンピックほど、たくさんの競技を見たことがない。

日本でやってくれたからこそ、放映されて

見ることができたんだとお思うけど。

問題の多かったオリンピックと違って、

パラリンピックは開会式も閉会式も演出が素晴らしく、見応えがあった。

このフォーメーションを、皆んなでするのに
相当練習したでしょうね。
本当にそこに感激しました。

 

なんか皆、イキイキしてたなぁ。

パリの演出も素敵だったし、3年後がまた楽しみです。

 

毎回、パラリンピックもたくさん放映してほしいと思っているのに

オリンピックが終わると、放映は少くなく、ニュース映像だけだったりして

とても残念に思っていました。

今回は、本当に堪能できてよかったです。

 

 

 

私の甥っ子は、軽い知的障害のがあるのですが、とてもいい子なのです。

大人になっても、子供のようで、素直で純粋。

仕事も一生懸命です。

でも、もちろん一般の人のようにはいきませんが

それが、彼の個性なのだと思っています。

子供の頃、「野球」をしたいと言っても、チームになかなか入れもらえませんでした。

「おじいさんが、一緒に見てくださるなら、入ってもいいですよ」

みたいなこと言われ、お情けで入ったのはいいけど

当然、練習についていけず、足を引っ張る形になり

本人は続けたかったでしょうけど、辞めざるを得なかったことがありました。

スイミングスクールに行っても、水に顔をつけるだけで、2.3ヶ月かかり

クロールは難しく、息継ぎがなかなかできず、

バランスが取れず、クルリと回って、背泳ぎになったりしてました。

私にとっては、笑えるエピソードなのですが

指導する方は大変だと思います。

身体障害がなくても、知的障害って、どうしてか運動機能にも影響だでるのです。

だから、パラリンピックで、早く走ったり、泳いだり、の運動する人たちを見ると

ものすごい努力と、とてもいい指導者に巡り会えた「幸せ」を感じるのです。

マッチひとつするのでさえ、人の10倍〜20倍時間がかかります。

じっと待って、またその先に導いてあげれる人は「忍耐と愛」です。

20年前の甥っ子。今ではすっかり大人です。

いつまでも、少年の心でいられるのは、希です。

今だって「おばちゃん帰ってくる?」と電話をくれるのは彼だけです。

楽しみに待ってくれるというのは、ありがたく嬉しいものですね。

 

彼らが、ちゃんと社会に馴染んで、「幸せに普通に」生活できる世の中を望みます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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