葬儀

2025/04/23

今日は、義姉のお母さんの葬儀。

朝からバタバタ。

葬儀の裏方の仕事は、山ほどあるけど

みんな大人でも、そんなに経験のない中でするので、大人のスマした顔してても

戸惑うことばかり。

私は、血縁ではないので、ご親戚の方よりは一歩引いたところで働いていましたが

親戚の人からしたら「あの人誰????」みたいな感じでしたでしょうけど

でも、そこは地元。宗派は違っても、流れは大体同じなので、お手伝いしやすかったです。

土地柄の違いで、お葬式って、色々違うので、島根と広島でもかなり違う。

他の地域でも出たけど、全然違う。

島根の松江あたりでは、お葬式の前に出棺して荼毘に伏してしまうので

最後の別れをしたい場合は、お通夜に行かないと会えないのです。

他の地域では、お葬式の後に出棺が多いので、大人になって知人のお葬式に出る時は

出棺がいつかを聞くようにしています。

 

朝、出棺の準備をして、故人の好きな物をそれぞれ入れてあげて

最後に、お棺の蓋を閉めて出棺なのですが、

最近は、蓋に釘を痛ないらしいです。

皆で蓋を持ち、閉めてあげる。というのになっていました。

ちなみに、この最後のお別れをしているのは、下の甥っ子なのですが

落ちの父が亡くなった時、「じいちゃんの好きな『いかり豆』を入れてあげたい」というので
一緒に買いに行ってて、出棺に遅刻しそうになりました。

今回はゆっくりお別れができて、良かったね。

いよいよ家から出棺。

火葬場にていよいよ最後の別れ。

じっとおかんをの中のお母さんをの顔を見入る、お父さんが印象的でした。

お骨になるまで、2時間あまり、そこで昼食をとりながら待ちます。

 

その後お骨拾いをして、骨壷と共に、別の斎場に向かいます。

ちなみに、東日本は、骨壷に全てお骨を入れるので、骨壷が大きいですが

西日本では、なぜか分かりませんが、そんなに大きくない骨壷に、入るだけのお骨を入れて

入らなかったお骨は、供養して処分されてしまうんです。

なぜなのか不思議です。

子供の時、祖父のお骨を拾った時、「入らなかったお骨はどうするんですか?」とそこの職員さんに聞いた記憶がある。

※調べてみました。
西日本の部分収骨文化一方、西日本では、火葬後に主要な骨のみを収骨する部分収骨が主流です。 その理由には、地域的な宗教観や歴史的な慣習が関係しています。 西日本には仏教の総本山が多く存在しており、特に本骨(喉仏部分)を重要視する文化があります。

(初めて知りました。こちらでは最後に、喉仏を入れて、頭蓋骨でフタをする。というのが通常のやり方です)

 

本葬は、30分で終わり、引き続き七日法要を40分くらいして、長かったお葬式関連が終了しました。

 

 

人が亡くなるというのは、親族は悲しんでいる暇がないくらい忙しい。

一番悲しい人が、一番大変。

だから、昔は近所の人が全てをやってくれたんですね。

コロナで、家族葬になって、小規模になり、昔に比べれば楽になったのかもしれないけど

家族の悲しみは一緒だし、小規模になってもやることは一緒だから、本当に大変だ。

 

私の叔母は、カメラ屋さんに嫁ぎ。

祖父、祖母のお葬式を、記録として写真を撮っていてくれた。

その写真が、時間が経つと、家族にとって、目まぐるしかった時間を見返すものとして

とても、良かった。

だから、私は、身内の葬儀の時は、なるべく記録として写真を撮るようにしている。

親戚の中には、「なんだこいつ」と思われる方もいるでしょうけど

一生の内に、何度もない大きな大切な別れ。やり方を記録するためにも、撮っておくといい記録になると実感しています。

今回は、濃い血縁でないので、(私の立場が))あまり出しゃばった事はできないので、しませんでしたが

最後に、親戚一同で集合写真を撮ると、親戚として、本当にいい記録写真になります。

 

慌ただしい、怒涛の2日間が終わりました。

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