2025/11/23

それぞれの飼い主さんの思いの詰まった「よりそう展」となりました。



















私が提出したのは


犬を飼うと言うこと(soraに出会えて…)
私は、子供の頃シェパードを飼っていました。飼っていたと言っても、毎日の散歩と、餌やりと訓練。それで私は飼っているつもりでした。
高校を卒業して、実家を出て大阪に行くことになった時、自分の未来の事は考えましたが、私の犬がどうなるかまでは考えが及びませんでした。
犬が好きだったのは、家族の中で私だけでした。警察犬の訓練まで出していましたが、犬がそんなに好きで無かった両親にとっては、負担でしかなかったのでしょう。両親は私に何も言わずに、彼を保健所に引き渡してしまいました。その話を聞いた時の私のショックは、立ちれないくらいで、両親を恨みました。それがトラウマとなり、私の中に何年も飼っていた犬への、罪悪感と悲しみが重く、40年もの歳月にのしかかってきました。
でも、私は「犬を飼う」ということの本質が分かってなかったと、sora出会って気づいたのです。
11年前、軽い気持ちで少しでもシェバードに似てる保護犬の子を探していました。正直、本気で飼うつもりでなくnetサーフィンしていただけでした。でも、偶然なのか必然なのかsoraと出会って、家族に迎えて、重かった罪悪感は少しずつ薄れて行きました。
新しい子を飼ったら、前の子と比べてしまうんじゃ無いかとか、前の子が悲しむんじゃ無いかと、思っていたのですが、そんな心配は、全くありませんでした。だって、soraは前の子じゃ無いから。soraが自然とそういう気持ちにさせてくれました。
「犬を飼う」というのは『責任と愛情』だとつくづく感じました。その責任が取れる人が飼うべきなんだと、soraが教えてくれました。
振り返れば、あの時、私は「犬を飼う」ということに『無責任』でした。彼を辛いところに追いやったのは、両親ではなく、自分自身だったとやっと分かったのです。
もしかしたら、前の子(BAN)が、生まれ変わって、また会いにきてくれたのかと思うこともありますが、やはり、BANはBANで、soraはsoraなのだと思えます。
「犬を飼う」という事をしっかり教えてくれた、かけがえのない、私の大切な家族ですから。。。
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