さよなら美しき友

2026/02/15

夫婦揃って大阪へ行き、友人の「お別れ会」に行ってきました。

その会場は日比谷花壇が経営する小さな葬儀場だった。

こじんまりとしたその会場は、入り口から祭壇に至るまで彼女の色一色に塗られていた。

彼女が全てプロデュースしたと言うお葬式。

祭壇と周りに飾られた花々の種類、カラーリングまで指示されていたと言う。

その花々の中心に置かれた棺の中に、彼女は眠るように横たわっていた。

少しほっそりとしたようなイメージがあったが、生前の美しさのままそこに横たわっていた。

祭壇に飾られた写真の服を着てお花に囲まれた彼女は美しかった。

 

彼女は2012年に膵臓部分切除の手術の後に
2023年に膵臓全摘手術を受けた際、
残念ながら転移が見つかったのです。
抗癌治療を勧められたらしいですが、本人はそれを望まず。
余生を「楽しく、お洒落して、美味しいもの食べて、旅行に行く」
という考えで最後まで自宅で過ごしたらしいです。
病気の話は、周りにほとんどしていなかったらしいです。
治療らしい治療は一切せず、最後も、モルヒネなどは使わず
静かに旅だったらしいです。

なんて強く新年のある人だったんだろう。
どこまでも美しい生き方をしましたね。泰子ちゃん。。。。

遺影として飾られている写真も、元気なうちに

ヘアメイクさんとプロのカメラマンに撮ってもらったものらしい。

輸入雑貨の買い付けや販売をしていた、彼女らしく

とてもセンスの良い素敵な会場のあつらえなっていた。

会場に流れる音楽の選曲も、
弔文客へのお返しも、自分でデザインしたトートバックやハーブティーのセット、
その全てが彼女が生前自分の葬儀のためにプロデュースして準備していたものだったらしい。

こんな素敵な弔問のお返しある?

 

そしてお返しもはがきの写真の中に

「Someday somwhere
 すべての人が、時が、経験が愛おしい幸せな人生でした。
 また、いつかどこかでお会いしましょう。」
 とコメントが入っていた。

お別れの会も、葬儀も、彼女にとっては、自分の最後の大切なイベントだったのであろう。

テレビの中でそういう話を聞いたことはあるが、本当にここまでできる人はいないと思う。

生前葬儀ではなく、亡くなった後の自分の葬儀の段取りを自分で組むとは彼女がすごい人だった、
と改めて感心し、さらに悲しくなった。

彼女の昔からの友人とお話をすると、こういうことをすること自体が、彼女らしいということだった。

自分のお葬式の弔問客のリストも全て出来上がっていたらしく、
自分が亡くなった後にご主人が困らないように、
すべて連絡先をリストアップしていたようだった。

生前から素敵な人だったけど、
ここまで完璧に全てをプロデュースすることのできる人は、そういないと思う。

変な言い方ではあるが、本当に心の底から記憶に残るお別れ会となった

きっと、会場に一緒にいて、ちゃんと予定通りできているかチェックしていることでしょう。

 

はがきに書いてあったように「泰子ちゃん、また、来世で会いましょうね」

友人たちだけでみんなで最後の1枚

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